トップページ | Trouble »

2004年7月16日 (金)

移行、しちゃったんだな

興味半分、あきらめ半分でOSXに移行を決めたのは、OSX専用のiTunesの新バージョンがAACをサポートし始めたタイミング。たぶん去年のiTunes4の時だったはずだ。その時点で、今後ずっとMP3形式のままiTunesの音楽ライブラリを増やしていくのか、それとも過去のストックを含めて全部AACに変更するかを迷って、結局後者を選ぶことにした。こういう具体的なきっかけが出てくるまでは、(それなりにOSXを使ってみてはいたものの)メインで使っている環境のOSを変えることにはかなり消極的だった。もちろん、いつか来る瞬間なのは分かっていたけど。

それ以降それなりの時間をOSXで使ってみて、ついに先日OS9では起動できないPowerMac G5を購入した。もういろいろな意味でOS9の環境に戻せない状況になった。もちろんそれは僕の中でOSXを受け入れたということになるわけだが、やはりOSXを使っているとどうにもならないストレスを感じる瞬間がある。ほんの些細なことではあるけれど、OSXの仕様のために作業を気持ちよく進められないのだ。主にファイルの操作だったりデスクトップ上での作業などの、割と基本的な操作にかかわるものが多い。何かノッて作業している時などは一気に勢いが落ちてしまう。仕方がないとは思いつつも、OS9の時はこういうことは起きなかったと思うと尚更腹が立つ。

今考えると、僕がMacを好きになったきっかけは(もちろん当時は意識してなかったけれど)旧Mac OSが提供してくれていたデスクトップ環境だったんだと思う。マウスを動かしてデスクトップにあるアイコンをクリックすることで何かが進んでゆく環境。単純に書いてしまったので、そりゃOSXでも一緒だって感じだが、「ファイルを開く」「アプリケーションを起動する」「何かの設定を変更する」等、自分がやろうとしていることを実現するための操作が「しっくりくる」ものだったんだと思う。この部分の手触りの良さが以前のMacOSの大きな魅力だったはずだ。

そんな愛着を感じていたOSが、もう過去のものにされてしまったことがどうにも残念でならない。もちろんiTunes4の他にもOSXのために作られた良いアプリケーションはたくさんある。ただそれはあくまでアプリケーションであってOSではない。そういったOSX以降のアプリケーションは、OS9用に作ろうと思えばきっと作れるはずだ。もしOS9の匂いをもっと残したOSXだったらどんなに良かっただろう。コンピュータを気持ちよく使うという意味では、OSXよりOS9の方がきっと上だろう。少なくとも僕はそう感じている。Appleが方針を戻すことはもうありえないから仕方がないが、OS9以前の「感触」がここまで取り除かれたOSを使っていると、僕が好きだったMacintoshとは別のプラットフォームに乗り換えてしまったんだなと感じる。OS9起動用に残してあるCubeを使ったりすると、どうにもならないほど気持ちよく作業ができたりすることもあって、ついついそんなことを考えてしまう。

ま、あくまで「感じ」なだけなんだけど。

トップページ | Trouble »

パソコン・インターネット」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 移行、しちゃったんだな:

トップページ | Trouble »

無料ブログはココログ